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製品説明
妊娠初期にある原因により、神経系が正常に閉合しないと脳と脊髄の発育に欠陥が生じます。 その影響を受けた胎児は、脳や体の障害が発生したり、死亡することもあります。
神経系に欠陥を持った子供を出産した母親を調査したところ、血液中の栄養と
ビタミンB12の濃度が一般 の母親とくらべて明らかに低いことが判りました。
ニューイングランドの機関誌で発表された研究によると、これから妊娠を希望する人或いは妊娠初期の人は、
毎日葉酸を400~800マイクログラム服用することにより胎児の神経系欠陥発生防止に効果 があるといいます。
葉酸は、たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があります。
このため、赤血球の細胞の形成を助けたり、 細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立ったりするなどの大切な働きをしています。
葉酸は、ビタミンB12と協力して血液をつくる働きがあるため、欠乏症ではビタミンB12不足の際と同様、 巨赤芽球性貧血という悪性の貧血がみられます。
また、妊娠初期の女性において十分に葉酸を摂取すると、胎児が神経管閉鎖障害という神経管の
発育不全になるリスクを減らす効果があることがわかってきました。
葉酸は、広く食品に含まれていますが、特に多いのはレバー、
モロヘイヤやほうれん草をはじめとした緑黄色野菜、いちごなどです。
国民健康・栄養調査結果から日本人の平均した摂取状況は十分な量であることから、
通常の食生活では摂取不足による欠乏の心配はほとんどありません。
しかし、妊娠中の女性では、必要な量がふだんの2倍近くになることから不足しやすいため、 積極的な摂取が望まれます。
特に、若い女性が極端な食事制限によるダイエットで葉酸不足になっていた場合、 初期の妊娠に気づかないで胎児へ悪影響を及ぼすことも心配されています。
ダイエット時こそ、食事の栄養バランスに気をつけることが大切です。 一方、通常の食生活ではとり過ぎによる過剰症はみられません。 ただし、薬やサプリメントを上限量をこえて大量摂取した場合は、神経障害、発熱、 じんま疹などの過剰症がおこるとの報告があります。
適切なご利用方法をこころがけてください。
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